2005 10月のオット
あまのじゃく。
ヨメもそうだが、オットも朝に弱い。
たまにヨメが起こすことがあるが、
いくら声をかけても馬耳東風、糠に釘、のれんに腕押し。
ヨメはイライラし、最終的には「もう起こさないっっ」と怒る始末。
朝からこれではお互いの精神衛生上、よくない。
もう、いいや。起きないなら起きないでいい、
遅刻するなら遅刻すればいい。勝手にしなはれ。
出社のタイムリミットが近付いてきたある朝。
寝ているオットに
「もう○時やで。まだ起きひんの?
今日は会社休むん? 休んで私と遊ぶ?
何して遊ぶ? なぁ、何して遊んでくれる?」と言ってみた。
「うん…遊びたい…けど行かなきゃ…」
寝ぼけ眼ながら、何とか返事をするオット。
丁度携帯のアラームが鳴り出したので、
オットの耳をふさいでみた。
起きずともよい。寝ているがよい。
「このまま出社時間を過ぎれば私と遊んでくれるに違いない。くっふっふ。」
そう言うと、「そりゃ遊びたいけど…行くよ」
ガバッと起きるオット。
起こすと起きないくせに、なんなのさ、それは。