sprintf
概略 | フォーマットされた文字列を取得する |
---|---|
書式 | string sprintf( string format [, mixed args ] ) |
引数 |
format
フォーマット文字列(書式)
|
args
フォーマット部分と変換して出力する値
|
|
返値 | 指定された書式でフォーマットされた文字列 |
解説
引数をフォーマットして取得します。
第1引数で指定されたフォーマット文字列のフォーマット部分(変換指定子)に、
第2引数以降で指定した値を当てはめて出力します。
変換指定子が複数ある場合は、1つ目に第2引数、2つ目に第3引数というように順番に交換されます。
(後述の位置指定子が省略された場合)
変換指定子以外の文字列はそのまま出力されます。
各変換指定子は、パーセント記号(%)の後に、以下の要素が1つ以上続いたものになります。
型指定子以外は省略可能です。
必ず要素番号順に記述して下さい。
要素番号 | 指定子 | 説明 | 値 | |
---|---|---|---|---|
1 | 位置指定子 | 交換対象となる引数の番号を指定 | n$ | nは引数番号を表す数字(1~) |
2 | 符号指定子 | 数値で符号を使用するよう指定 | + | 符号を使用する(省略すると負値の"-"符号のみ使用) |
3 | パディング指定子 | 表示幅の余りを埋める文字を指定 | 0 | 0埋め(省略すると空白埋め) |
4 | アラインメント指定子 | 左寄せまたは右寄せを指定 | - | 左寄せ(省略すると右寄せ) |
5 | 表示幅指定子 | 結果の最低表示桁数を指定 | ---- | |
6 | 精度指定子 | 浮動小数点数に対して、小数点以下の表示桁数を指定 | .n | nは小数点以下の桁数(文字列に対して使用した場合は切り捨て位置として働き、指定桁数を超える文字を切り捨てます) |
7 | 型指定子 | 型を指定 | % | パーセント文字(引数は不要) |
b | 引数を整数として扱い、2進数として表現 | |||
c | 引数を整数として扱い、そのASCII値の文字として表現 | |||
d | 引数を整数として扱い、10進数として表現 | |||
u | 引数を整数として扱い、符号なしの10進数として表現 | |||
f | 引数をdoubleとして扱い、浮動小数点数として表現 | |||
o | 引数を整数として扱い、8進数として表現 | |||
s | 引数を文字列として扱い、表現 | |||
x | 引数を整数として扱い、16進数として表現(小文字) | |||
X | 引数を整数として扱い、16進数として表現(大文字) |