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2004 7月のオット
うどんうどんうどん。
何にあたったのか、急に高熱を出したオット。
ひどい腹痛でトイレに通い、胃も痛いという。
食べられるのならと思って鍋焼きうどんを作るが、
大食漢のオットが半分も口にできない。
こらぁ大変だ、まずは熱を出し切らなければと寝かせ、
何時間かおきに起こしては着替えをさせる。
翌日はだいぶ熱も下がったが、
念のために胃にやさしいものをと、またも鍋焼きうどん。
今度は完食。
翌々日、オットはすっかり元気になって会社にも行った。
「看病ありがと、もう大丈夫だからね」と電話も入った。
しかし、様子見のためにほとんど寝ず、
大量に出た洗濯物の処理をしたヨメの方が疲れてしまった。
「そう、良かった。でも今日もうどんだからね」と答えると

「バリエーションは何か変わるわけ?それともまた鍋焼き?」

とおそるおそる質問。「鍋焼き」。「そっか…」。
切ない声を出されても、
ほかにご飯支度をする元気はやっぱりなかった。

大根や生姜をおろし、冷製ぶっかけうどんに、した。
ヨメはやさしい…と、思う。

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